ホップについて

品種「トライアンフ」

本プロジェクトでは「トライアンフ」というアメリカの品種のホップを育てます。この”TRIUMPH”とは「大成功」や「勝利」という意味です。毬花が収穫できたら全員で大成功を祝いましょう!

本品種の特徴

2019年に作出された比較的新しい品種です。香りが特徴的で、ピーチなどの甘いフルーツの香りと、ライムやオレンジといったシトラス系の香り、そして松のようなウッド系の香りのするホップです。ビールではノーブルホップのようにラガーに使用されたり、香りや高いα酸値を生かしてIPAやNEIPAなど幅広く使用されています。育成面でも優れた収穫量と耐病性を兼ね備えています。

栽培スケジュール

4月〜5月
苗植え、支柱立て

地下茎が育つほど力強く成長するため、できるだけ大きなプランターに苗を植えつけます。支柱や誘引紐を立てておきます。

6月〜7月
ツルが伸びる

ツルは6m以上に成長します。伸びたツルは時計回りに支柱や紐に絡めます。地上から1m程の脇芽は切り取ることで、毬花に栄養を集中できます。

8月〜11月
毬花の収穫

白色の花が咲いたら約30日後に毬花が実ります。ツルを切らずに毬花だけを摘み取ることで、期間中は何回でも収穫が楽しめます。

12月〜3月
越冬、株こしらえ

地上部が枯れて越冬段階に入ります。この期間に地下茎は栄養を蓄えるため、翌春に1年目よりも力強く芽を出します。

麻生区市民提案型協働事業

あさおホップ実行委員会